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素直じゃない契約

第6章 夏



「で…でも…えっと…うーん…」


恭介が見たら誤解してしまうのでは…
あれ??誤解されるのが嫌??
いやいやいや、そんなこと…

なんて戸惑っていたら理生くんが声をあげた。


『あっ、こうした方が落ち着くかもね』


そういって肩を抱いてきた。

慣れてる…恥ずかしい!!
でもまぁ…弟だし…。


「あ、ありがとう…」

『ふふふ♪姉さんって結構しっかりしてるイメージだったけど、可愛いところもあるんだね』

「そっ!!!…そんなこと…ないよ…」


声を荒くしてしまうところだった…。


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