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近くのコンビニで適当に車を停めた。
嬉しい気持ちとそれを遥かに上回る不安とで胸が破れてしまいそうに苦しい。
メールをゆっくり読み始めた。
読み始めてすぐ確信した。
やっぱり百夜だ……！
あたしはポタポタ自分の腕に落ちてくる涙も拭わず、一言一句読み漏らさないようゆっくり読んでいった。
メールを読み、返事が返ってくる確証はないけれど1度メールを返した。
どうせ返ってこないだろう……とボーッとしてるとメールは数分後に返って来た。また私は読み耽る。メールを何回読み直しても、結局あたしのほしい言葉はなかった。
あたしは携帯を助手席の方に投げ、膝を抱えて泣いた。
「なんで、……なん、でっ、最後まで、教えてくれないの？なんで？……なんでよっ！」
メールには、全く、理由なんて書いてなかった。
あたしはそれさえわかればもうよかったのに……っ！どんな答えも、あたしは覚悟していたのに。遊びだったって言われてもいい。ただ、理由が知りたかっただけなの！
百夜、なんで何も言ってくれないの？
あたし、惨めすぎるよ！
あたしは思いっきり泣いた。
涙が枯れるんじゃないかってくらい。でも、涙は枯れず、留まった。
泣いても泣いても涙は溢れた。
辛い、辛いよ……っ。
あたし、おかしくなりそうだよ……。
あたしは、放り投げた携帯を拾い、ある人に電話をかけた。
しばらく呼び出し音が流れた。泣きながらただただ待ち続けた。すると……、
「……美優。どうした？3日前にしたばっかりだろ？またお誘いですか？」
いつもの少し呆れたような声が聞こえてきた。
あたしは安心して、感情が溢れてしまった。