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行かないで

第2章 それからのこと

学校に近づくと、

クラスの人がいる。



校門で待ち合わせしてるのかな?

まぁどうでもいいや。


その子を通りすぎると、
瞬間に声かけられた。


「璃里ちゃん!!!」

はっ?

私は頭が真っ白になっていた。


「あ あ えっと お おはよ…う」

「おはよう~~わたしね~、ずっと待ってたんだから!」


なんで?なんで待ってるの?わたしとあなた友達でもなんでもないし

話したこともないし


名前も知らないし




「ごめんなさいっ!!」

それだけ言って校舎に入った。

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