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疼くカラダ

第1章 ヤリタイダケ

「待てよ、まだ終わってない」



「嫌っ…」



逃げようとするけど、逃げられない。



「今日、コクられたけど…ウチの部活、男女交際禁止なの知ってた?」



「そうなの?」



「そ。かわいー子だったのにもったいねー。だから、桜が俺の彼女になって」



今…彼女って言った?



甘い言葉に、脳内が麻痺する。



「桜なら、俺とのこと黙ってられるよな?」



もう一度、ベッドに押し倒される。



今度は限りなく優しい手つきで、髪を撫でられた。



「桜…」



あたしの名前を口ずさみ、そのまま唇で唇を塞ぐ。



「っ…はぁ……」



ゆっくりゆっくりと、味わうようなキスに体がどんどん熱くなっていく。



「もう…いいかな」



そんなことを呟き、翔平くんが足の付け根を撫でた。



「やぁっ…ん、あっ…」



ショーツの隙間から、敏感な部分を触る。



クチュクチュと卑猥な音も聞こえてくる。



翔平くんの指が、感じる箇所を行ったり来たり


やっ…頭が変になりそう。



「ぁ…ふぅ、ゥ」



自分の口から、甘い変な声が出て、驚いた。



「気持ちよさそ…もぉ、グチョグチョじゃん」



片方の手で、シャツを捲り上げられる。



右の胸を揉まれ左の胸は舐められて、快感に身をよじった。



「あんっ…しょっ…翔平く…んっ」



恥ずかしいなんて気持ちは、どこかに消えてしまっていた。



「桜の声かわいいな。もっと鳴いて欲しいけど声デカすぎ」



合わせてキスをされて、意識が飛びそうになった。



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