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疼くカラダ

第2章 セフレ

片岡くんに連れられ、保健室にやってきた。
 

「先生、いねぇな。桜…寝てれば?」


片岡くんが、ベッドを指差す。


「そんな、あたし大丈夫だよ」


「無理すんなよ。元気だけが取り柄のお前が、朝から元気ねぇじゃん」


「そんな、人をバカみたいに言わないで!」


「フッ、いいから寝ろよ。俺もちょうど、サボりたかったんだ。お前のおかげ」


あたしを見て、優しく笑う。


「なんだ、眠たいんだ。片岡くんが寝てれば?」


「そうする。桜、そこに座ってて」


ベッド脇の椅子を指さした後、片岡くんはベッドに横たわった。


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