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囚虜の涙

第2章 日常と異変

でも、俺と話しているときの顔の方が生き生きとしている。
クラスの奴らと話すときより俺と話す方が輝いてるって思う。

だから、嫌って言えないんだよな…。
俺って結構、疾風に絆されてる?


「拓人。で、今日は何処行くの?それと…夕飯何がいい?」

この場の空気を仕切り直すように疾風が問いかける。

今日はなんか疲れたなぁ。のんびりするか…。

「んー。今日はやっぱ家でのんびりしたい。夕飯はお前に任せる!!」

今更だが、俺と疾風は同居に近い様な気がする。夕飯も交代制で作って一緒に食べてるし…。頻繁に泊まったりするし。

なんか、兄弟みたい。
疾風が兄で俺が弟。疾風が弟なんてキャラじゃないよな。最も、俺が兄って方があり得ない。

「了解。じゃあ、夕飯の買い物だけして帰ろうか。」


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