
えっちな短編集
第1章 露出・夜の公園
「ここ、僕の寝床なんだよね。着たら服が置いてあるから隠れて待ってたんだ」
「…」
「露出狂なんでしょ?僕が見てあげるよ」
「ちがっ…見られたいんじゃない…!裸だと開放的になれるから好きなだけで、見られたいんじゃない!」
「そうなの?でも、裸になるのが好きなら見られるのも好きだよ。今も期待でドキドキしてるんでしょ?」
「っ!」
そんな…でも、実際に目の前におじさんがいるのに、逃げようともしてない。
下半身があつい気がする。
「ねっ?おじさんが見てあげるよ。立って見せてごらん。もっと、開放感を味わえるよ」
「…」
おじさんはベンチに座って、横に座ってる私を見ている。
今まで以上の開放感…
味わいたい…
私は誘惑に勝てずにゆっくりと立ち上がって、おじさんの目の前に立った。
