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最後の恋は甘めの味で

第15章 振る

どうしたものか.....


答えはとうの昔(告白をされた時)に決まった筈なのだけど、なぜだかあと一歩が踏み出せないでいる。


と目線はそのお相手となる上條くんの元へ。


真剣に仕事に取り組んでいて、とてもすばら......



ん......?



ふといつもと雰囲気が違うことに気付く。


髪を切った。


違う。


ネクタイを変えた。


違う。


分からず眉間に皺を寄せてると


「眼鏡、似合うよね!」


キャッキャと騒ぐ女子の声。



.......眼鏡..........あ....



確かに上條くんは眼鏡をかけていた。

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