無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

居酒屋を出、意外に寒いことに身震いを起こす。


そんな俺をじっと見る暁さんの手にはマフラーが。


俺とマフラーを交互に見て何か悩んでいる様子。


ぱっと見、2人で巻くには短すぎる。


「.......良いですよ。暁さんが巻けば」

「で、でも、真也、寒そうだし」

「暁さんの方が寒そうでしょ」


暁さんの下を見ればそこにはスカート。


素足じゃないとは言え、どう考えたって寒いだろう。


「ほらほら、早くしないと風邪引きますよ」


暁さんの手からマフラーを奪い


くるっと巻いて前で大きくちょうちょ結びをしてあげれば


暁さんも女の子。


キラキラと目を輝かせ、すごーい可愛いーとはしゃぎだした。