最後の恋は甘めの味で
第34章 告白と再会
それとも私がいろいろと鈍いだけ?
うーんっと唸っていると、携帯のメール着信音が耳に入る。
開けば真也からで。
From:真也
Sub:
今、どこにいます?
視線を上にあげ景色を確認したところ目に入る喫茶店。
駐車場を挟みある古着屋さんも伝えれば1分もせずに返信が来た。
From:真也
Sub:
あ、多分俺、そこの喫茶店にいますよ。入って2番目の窓際の席です
文面に驚き、駐車場を見れば確かに真也の車らしきものが。
続いて店内のその席を見ればそこに手を振る完璧男1名。
ここからでも女性店員の視線を浴びていることが分かる
私は微妙な気持ちになり、急いで喫茶店へと歩を進めた。