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最後の恋は甘めの味で

第34章 告白と再会




なに.....それ......

かわいすぎるんですけど!!



きゃー♥と心の中で大はしゃぎ。


社内で関係バラさないとなるとこういう特典がついてくるのか!


そうよね!


社内で2人きりになってもいちゃいちゃらぶらぶできないものね!


と、い、う、こ、と、は?


今からいちゃいちゃラブラブタイムですか!!


勝手に心中で騒ぐ私を真也が鋭い瞳で貫いた。


いちゃいちゃラブラブ......そんな雰囲気はどこへやら。


私は心中で正座をした。


「昼のこと、暁さん理解してないでしょう」


昼のこと、というと年下くんとのあの一件のことだろうか。


理解をするも何も年下くんの案件を遮ったのは真也だ。


「私になにか要件があったんでしょう?真也が遮って分からなかったけど」

「じゃあその要件が”告白”だってのは分かってるんですか?」



........は?



この男は一体何を言っているんだろう。


私は三十路でバツイチだ。


バツイチは知らないとしても若い子もいる中で私を選ぶとは思えない。


そう、それこそ真也くらいしか.....

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