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最後の恋は甘めの味で

第35章 嫉妬と罪悪感

今終わったなら会社か?と思えど勝手に決めて向かい行き違いになるのは嫌だ。


でも、早く会いたい。


行くべきか、行かぬべきか.....


数分考えた後とりあえず、今の場所を聞くことに


メールを打ち送信する。


外を見れば寒そうな気配がした。


この中を歩いてる暁さん。


きっと冷たい体になってる。


頬に手を当てて抱き締めてあげたい。


再度震える携帯のメールを見て、思わず外を見る。


そこには確かに暁さんがいた。


急いでメールを打って送信する。


暁さんがこちらを驚いたように見たので手を振った。


すると暁さんが微妙な顔して向かってくる。


何となくその顔が何からなのか分かり、気持ちが嬉しくなった。

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