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最後の恋は甘めの味で

第38章 ブラック香る甘い恋

最初は顔がいいだけで生意気だし先輩思わないしで最低な男と思っていた。


それが、告白され身の内のわだかまりを解されいつの間にか好きになってて


現在に至ってはあんな色男が私の彼氏になってしまってる。


本当に人生というのは分からないものだ。


「なーに仕事サボってんですか?暁さん」

「にゃぁ?!」


油断しきった耳元に甘い声が響き、息を吹きかけられる。


思わず私の背筋はピンと伸びた。



あれ......なんか.....デジャヴ....



後ろを向けばくくと楽しそうに笑う真也の姿が確認できた。



やっぱりか.....



思えどこれが部長だったりしたら気持ち悪すぎて卒倒どころじゃないだろう。

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