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最後の恋は甘めの味で

第1章 2:00過ぎ

確かに言った。



お酒の力も多少借りて。




でも嘘じゃない。


本心だ。


あの男が大手商社企業のホープってのは知ってたから一緒の時間が全く無いことは分かっていた。



それを承知で結婚もして子供も授かった。



でも、いつしか私の心は乾ききってしまって......






結局、私は彼から逃げたのだ。



現状を耐えれば良かったのに耐えられなかった。







その結果、愛する我が子さえも私は.......










「暁(あきら)さん」

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