最後の恋は甘めの味で
第1章 2:00過ぎ
強い口調でそう呼ばれはっとする。
前を向くと強い眼差しで上條くんが私を見ていた。
その眼差しに囚われたまま動けないでいると上條くんが自分のパソコンの画面を指さした。
「ここ、何回デバックしてもエラー出るんすけど、教えてもらえませんか?」
表情1つ変えずそう告げた上條くん。
.......ちょっとどきっとした私がバカみたいじゃない
いい歳してどきってのも変な話だけど....
ハァと一息つき、画面に目を向ける。
確かにそこには 『error』 の文字。
一通りプログラムを見て、見つけたのは些細な間違い。
前を向くと強い眼差しで上條くんが私を見ていた。
その眼差しに囚われたまま動けないでいると上條くんが自分のパソコンの画面を指さした。
「ここ、何回デバックしてもエラー出るんすけど、教えてもらえませんか?」
表情1つ変えずそう告げた上條くん。
.......ちょっとどきっとした私がバカみたいじゃない
いい歳してどきってのも変な話だけど....
ハァと一息つき、画面に目を向ける。
確かにそこには 『error』 の文字。
一通りプログラムを見て、見つけたのは些細な間違い。