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モーテル305号室

第1章 始まりはハタチ。



久しぶりの再開に
ゆりは喜びが隠せない。
めぐみの体を気遣ったり、
最近の話を聞くつもりだったが
もう自分の話が止まらない。


「もう!めぐがバイトやめてから
本当にうんざりでさ!
ここ3ヶ月、ずっと我慢してきたけど限界…
でも今ここを辞めてもほかの宛もないし
どうしよう、って悩んで結局雑貨屋も
辞められなくて行き着く先もない感じで
宙ぶらりんだよ…」


めぐみはゆりの気が済むまで延々と
愚痴を聞いてあげ

そして

「あのさ、風俗やらない?
友達に勧めるのどうかとも思ったんだけど
私もゆりと離れて会える時間も中々なくなって
寂しかったんだ。
別に嫌だったらすぐに辞めればいいんだし、
まずは雑貨屋のバイトを辞めないで
体験だけ、うちにこない?
正直稼げるし女の子足りないんだよね…」


意外な誘いに驚きつつ
正直、迷いはなかった。
むしろめぐみからの誘いをゆりは
まっていたのかもしれない。
自分からは踏み込めない世界。



風俗。




ゆりは迷ってるふりをしつつ
「やってみよっかな… 」


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