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特別刑務所(仮)

第9章 買物。

「んっはじ・・・め・・・・はじめのがいい。」
「ん。いれるよ。」
「んっ!いっ」
「きついなやっぱ。力抜け」

九条は優しく何度も確認しながらゆっりと攻める。

「んっもっ!はじめ!」
「瑠依。一緒にいこう。」

九条の動きが早くなる。
二人の呼吸が合わさる。そのまま同時に果てる。

「九条・・・」
「ん?」

九条と繋がったまま自分からキスをする。
九条のを真似するように。

「「んふっふっぁっ」」

唇が離れると名残惜しげに透明の糸を引く。
その糸を見つめ九条を見る。ふとあることに気がつく。
部屋の明かりがつきっぱだったことに。
冷静になり現状を見て恥ずかしくなる。

「なに?」
「まる、見え・・・あかり。」
「今さら・・・」

九条は鼻で笑う。

「明るい方がよく見えていいな。瑠依が恥ずかしがる顔も、瑠依の体も。」
「っーーー」

そんなことを言われまたむくむくと顔をあげる。

「若いな。瑠依。今度は瑠依から動いて。」
「え?」
「してごらん?」

九条に言われゆっくり腰を振る。
そのうちだんだん早くなる。
そんなことにすら気づかないくらい俺は夢中になってた。

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