特別刑務所(仮)
第12章 お薬。
二人が帰った部屋はしんっと静まり返る。
瀬川にもらったあめだ・・・・薬をポケットにしまいっていると、玄関まで二人についていった九条が戻ってきた。
「・・・・」
「・・・・」
目はあったものの何も話しかけてこない。
九条はキッチンへ行き夕飯の支度を始める。
いつもなら、側に行くが今日はそんな気分になれるはずもなく、仕方なくソファーで待機する。
だんだんと、匂いが立ち込める。
あー、きっと今夜は鍋焼きどんだ。
その予想は見事に的中する。
九条は出来上がったそれをテーブルに置く。
俺もご飯の用意される机に向かう。
だが、九条は自分の分しか机に並べない。
キッチンを見ると俺の分もあることはあるが一切運んではくれなかった。
仕方なく、自分の分の鍋を持つ。
持つ・・・・
熱くて持てない。
こういう熱いものは基本的に九条が運んでくれていたのでどうしたらいいのかわからない。
ちらっと、九条を見るがこっちを見てくれない。
それどころか食べ始めてる。
なんだよ・・・・
瀬川にもらったあめだ・・・・薬をポケットにしまいっていると、玄関まで二人についていった九条が戻ってきた。
「・・・・」
「・・・・」
目はあったものの何も話しかけてこない。
九条はキッチンへ行き夕飯の支度を始める。
いつもなら、側に行くが今日はそんな気分になれるはずもなく、仕方なくソファーで待機する。
だんだんと、匂いが立ち込める。
あー、きっと今夜は鍋焼きどんだ。
その予想は見事に的中する。
九条は出来上がったそれをテーブルに置く。
俺もご飯の用意される机に向かう。
だが、九条は自分の分しか机に並べない。
キッチンを見ると俺の分もあることはあるが一切運んではくれなかった。
仕方なく、自分の分の鍋を持つ。
持つ・・・・
熱くて持てない。
こういう熱いものは基本的に九条が運んでくれていたのでどうしたらいいのかわからない。
ちらっと、九条を見るがこっちを見てくれない。
それどころか食べ始めてる。
なんだよ・・・・