
特別刑務所(仮)
第3章 学校。
狩野の話によると、うちの区では全員18歳。つまり俺と同い年らしくさっき学校で会った瀬川と家の斜め前の家にいる佐野が住んでいるらしい。狩野曰く瀬川はいつも自由人ぽく例えるなら風船のようにふわふわと浮いている存在だそうだ。確かにその例えは的を射てると俺も思う。なにより、あの服装は好みらしく折角刑務所に入るのだからと、それらしい服を購入したそうだ。そしてまだ俺は見ていないが佐野練。狩野は猫みたいな奴だよと言っていた。明日になれば会えるから楽しみにねか。
「入江。お前何か勘違いしてると」
そこまで言うとまた、玄関が開いた。
「元ちゃん!」
「木下。お前と同じくになるとはな。」
「んー。神様も粋なことをしてくれるね。これから長い付き合いになるしよろしくね!元ちゃん。」
「だまれ。神様がいるなら恨むよ。本当に。」
九条は元ちゃんと呼ぶその彼に心底呆れがおを向けた。
「おやーん!その子だね。」
木下と呼ばれるその男は俺に向かいヒラヒラと手を降る。
「俺はー、元ちゃんの後輩に当たります、木下章尭です。家の子今歩ける状態じゃないらしいので俺だけで来てみたんだよね。明日になればよくなるから仲良くしてあげてね。」
「はい。」
九条を元ちゃん呼ばわりしていたかてっきり先輩かと思えば後輩と来た。九条が呆れ顔をしたのはこのせいか。
「入江。お前何か勘違いしてると」
そこまで言うとまた、玄関が開いた。
「元ちゃん!」
「木下。お前と同じくになるとはな。」
「んー。神様も粋なことをしてくれるね。これから長い付き合いになるしよろしくね!元ちゃん。」
「だまれ。神様がいるなら恨むよ。本当に。」
九条は元ちゃんと呼ぶその彼に心底呆れがおを向けた。
「おやーん!その子だね。」
木下と呼ばれるその男は俺に向かいヒラヒラと手を降る。
「俺はー、元ちゃんの後輩に当たります、木下章尭です。家の子今歩ける状態じゃないらしいので俺だけで来てみたんだよね。明日になればよくなるから仲良くしてあげてね。」
「はい。」
九条を元ちゃん呼ばわりしていたかてっきり先輩かと思えば後輩と来た。九条が呆れ顔をしたのはこのせいか。
