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「ベルトはつけているな。では」

また同じようにテストが戻される。
・・・・・・
社会95点！！
が、頑張った甲斐があった。

答えあわせが始まる。
その後それをただただ繰り返す。
時間にして3時間・・・


「おわったー！」
「るーちゃんどう？」
「奇跡！」
「セーフ？」

奇跡がおきたかのようなそのテスト。
結果として俺は英語こそ3点だったが後は全部30点以上とれていた。

「ふふふ。よかったねー」
「おう！ところで佐野は？」

佐野にふると佐野は死んだような目をこちらに向ける。

「どれどれー？」

瀬川が佐野からテストを取り上げる。
数学98点
社会100点
英語95点
理科100点
国語100点
合計493点・・・・・・

「みんな俺終わった。死ぬわ、今日・・・」
「練・・・大丈夫だって多分・・・」
「てか、その点数でも十分嫌みだ。」
「佐野っちもし辛くなったらうちにおいで！」
「ははは」

佐野を励ますがどんどん落ち込んでいく。