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特別刑務所(仮)

第16章 測定。

「ちょ、なにするのよ!」
「あはは。るーちゃん可愛い!
っと、そういえば今日はー身体測定だねー!伸びたかなー?」

そういうと瀬川は少し背伸びをし俺と背比べをする。

「希沙・・・あきらめろ。成長期はとうに過ぎた。」
「ふふふ。甘いな。今日の朝食べたチョコレートケーキより甘いぜ!佐野っちよ!」
「朝から何食ってんだよ・・・」
「15号のホールを朝から食べた。だから!伸びているのだよ!そ、れ、にー、和がー希望はあるんじゃなーい?って言ってたもーん。」

くるくる回りながらそう話す。

「ま、今日の測定でわかるわけだし、希沙は去年も少し伸びてたしね。今年も期待して良いんじゃないかな?」
「だよねー」

希沙は狩野にくっつき楽しそうに話す。
身体測定・・・か。
なにするんだろう?
んー、やっぱり学校は未知だな。

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