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特別刑務所(仮)

第16章 測定。

学校につきしばらく身長の話で盛り上がっているとホームルームが始まった。
先生の話によれば今日は身長体重測定、それから健康診断なるものをし解散らしい。
ホームルームが終わり先生につれられ講堂へ行く。
ここでは身長体重の測定を行うらしい。

「さ、いざいざだよ!誰から行く?」
「見た感じの背の順でいけば?ってことで希沙から。」

少し悔しがりながらもいっちばーんと、叫びながら身長を測る。

「152.3。」
「うをー!去年より0.3のびたー!」

喜ぶ瀬川に佐野はそれ伸びたって言わねーしとボソッと言う。
だが聞こえたらしく瀬川に上にのし掛かられ縮めーと押さえ込まれる。
ま、それは良いとして、次は俺の番だ・・・

「るーちゃんだって俺と変わらん感じじゃんねー」
「160丁度だな。」
「希沙よりも8センチもでかいぞ。」
「な、ちゃんと計算して!7.7センチだもん!」
「こまけーよ!」
「まー、まー。」

二人の言い合いを狩野が止める。

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