無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

その後無事に全員終わり俺たちは帰ることになった。
「るーちゃんさ、今日思ったんだけどー、その格好可愛いしこれからもそれで行こうよー」
「な、無理！スースーするし。それな狩野見てたらわかるだろ？中途半端はよくない。」
「んー、そーだけどさー。」

でもー、でもーと袖を引っ張る。

「狩野ー助けてー。」
「え？うーん。そーだね、清臣曰く一番恥ずかしいのは中途半端なことだ。自信をもっていけーだって。瑠依君が恥ずかしいならやめればいいと思うよ？」
「だよなー！！」

ほら見ろと瀬川に言うと勿体ないなと諦め悪くいう。

「俺よりも瀬川の方が可愛いし似合うんじゃね？」
「おれー？俺は、ダメだよーだってねー」

ないないと、首を振る。

「そう言えば佐野も似合ってたよな？あの写真見るかぎり」
「・・・おい、それを絶対に章の前で言うなよ。」
「え、あ、はい。」

怖いよ。佐野、目が・・・
何かあったのかな？