特別刑務所(仮)
第17章 運動。
ほらー、っと腕を引かれテントの外に出る。
ちょうど佐野がネットのトンネルを潜り抜けてる。
あ、木下さんが爆笑してる。
その横で増田さんが木下さんの対応に困ってるや・・・
あれ?九条がいない・・・
「なー、瀬川」
「んー?」
「九条知らね?」
「あれー?いないのー?」
「うん」
瀬川も見てないなーと辺りを見回す。
本当にどこにいるんだか・・・
『パン食い競争に出場の方は入場ゲート付近にお集まりください。』
「あ!俺いくね。九条さん見かけたらルーちゃんが探してたって言っておくねー」
手をヒラヒラと振りつつ障害競争を見て走る瀬川はなんとも危なっかしい。
「そう言えば、狩野もどこにいるんだろ?」
一人ポツンと残され、ふと狩野のことを思い出す。
きょろきょろ辺りを見渡すが姿がない。
そんなことをしていると歓声が盛り上がりを見せる。
正面に向き直るとどうやら赤組と白組がほぼ同時にアンカー対決になったらしい。
ちょうど佐野がネットのトンネルを潜り抜けてる。
あ、木下さんが爆笑してる。
その横で増田さんが木下さんの対応に困ってるや・・・
あれ?九条がいない・・・
「なー、瀬川」
「んー?」
「九条知らね?」
「あれー?いないのー?」
「うん」
瀬川も見てないなーと辺りを見回す。
本当にどこにいるんだか・・・
『パン食い競争に出場の方は入場ゲート付近にお集まりください。』
「あ!俺いくね。九条さん見かけたらルーちゃんが探してたって言っておくねー」
手をヒラヒラと振りつつ障害競争を見て走る瀬川はなんとも危なっかしい。
「そう言えば、狩野もどこにいるんだろ?」
一人ポツンと残され、ふと狩野のことを思い出す。
きょろきょろ辺りを見渡すが姿がない。
そんなことをしていると歓声が盛り上がりを見せる。
正面に向き直るとどうやら赤組と白組がほぼ同時にアンカー対決になったらしい。