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「本当にごめんね」
「まー、いいけど」

駒場さんが頭を下げるからもういいよって言ったけど瀬川は後で覚えておけよ！
お前が止めていればこんなことにはならなかったのに！
ムスっと瀬川を見るとヘラヘラと笑いながら駒場に抱きつく。


「あのやろ」
「瑠依何怒ってるの？」
「別に」

九条は俺の態度を見て気にしてくれてるみたいで俺の視線の先を見る。じゃれあう駒場と瀬川を見て何を思ったのか俺に言う。

「今夜いっぱい構ってやるからいじけるなよ」
「な？！ち、ちが！違うけど、あでも、構って・・・」

どっちだよと俺の頭に手をのせる。

「あ、そう言えば清臣・・・」
「ん？」
「その、報告しに行ってたんでしょ？何か進展あった？」


そう言えばという狩野の質問に俺たちも増田の回答に耳を傾ける。