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特別刑務所(仮)

第25章 永日

バスが走りはじめて数分後、政府の人が俺たちが解放されない理由を話始めた。

「君たちがこれから行くのは刑務所だ。我々の調査結果君たちは犯罪者として危険な人間、または服役期間が短すぎると判断されたもの達だ。」
「そのため、これから刑務所にて刑に復してもらう。その間一切の面会の禁止とされる。さて、もうすぐつく降りる準備をして待て。」


回りがざわつく。
それはそうだ普通に考えて面会まで禁止なんて・・・
政府の人の言葉に納得いかないと騒ぐものもいたがすぐに制圧される。騒いでも無駄だとすぐにわかり俺は大人しくしていた。


「降りろ。」

バスを降り高い高い塀の中に俺たちは入れられた。
いつ出られるかわからない。
だけど、何となくだけど絶対に九条に会えるって、そう思えて俺は覚悟を決めて入所した。

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