特別刑務所(仮)
第25章 永日
九条たちと離れて1年半近くの時間を刑務所で過ごした。
早く会いたいその一心で刑務作業をこなした俺は模範囚に選ばれた。
それから数日後の出来事だった。俺にさらに嬉しい知らせが届いたのは。
「203番」
「はい?」
「ついてきなさい。」
朝6時。
俺は刑務官に呼ばれある場所につれていかれた。
そこは所長室。
「はいりなさい。」
「はい。失礼します。」
刑務官に促され中にはいると所長らしき人物が一人。
その彼は穏やかにこちらに笑いかける。
「203番。今日をもって君は釈放となる。今日までご苦労様でした。これは少ないですが刑務作業のお給料です。」
「え?え!えー!!!あ、ありがとうございます。」
「もう二度とここには来ないで下さいね」
「はい!」
俺は彼からお金の封筒を受け取り、所長室を後にした。
早く会いたいその一心で刑務作業をこなした俺は模範囚に選ばれた。
それから数日後の出来事だった。俺にさらに嬉しい知らせが届いたのは。
「203番」
「はい?」
「ついてきなさい。」
朝6時。
俺は刑務官に呼ばれある場所につれていかれた。
そこは所長室。
「はいりなさい。」
「はい。失礼します。」
刑務官に促され中にはいると所長らしき人物が一人。
その彼は穏やかにこちらに笑いかける。
「203番。今日をもって君は釈放となる。今日までご苦労様でした。これは少ないですが刑務作業のお給料です。」
「え?え!えー!!!あ、ありがとうございます。」
「もう二度とここには来ないで下さいね」
「はい!」
俺は彼からお金の封筒を受け取り、所長室を後にした。