特別刑務所(仮)
第31章 誘拐。
「ちょ、元ちゃん発砲許可おりてるわけ?」
「瑠依に手を出したんだ万死に値するだろ。」
九条の影から木下さんが呆れながら出てくる。
木下さんが九条の発砲を咎めるが気にすることなく九条はこちらに歩いてくる。
「おい、手を出すなって言わなかったか?」
「あ、あ・・・」
犯人はただその場で言葉を失う。
「瑠依、無事か?」
こくこくと頷く。
九条は俺の口枷をはずし良かったと頭を撫でる。
「おい、お前俺になんの恨みがあるわけ?」
「っ、忘れたのか?お前のせいで、俺の人生狂ったんだ!」
そいつの話によると電車で痴漢した際近くに立っていた九条に止められ警察につき出されたことの逆恨み・・・
「お前そんな下らないことで瑠依にこんな目見させたのか?死ぬ覚悟は出来てるんだろうな?」
「ちょ、九条俺無事だから!本当にね!ね!」
止めないと本当に拳銃撃ちそうだったので止める。
木下さんはそんな俺たちを見て笑い転げる。
笑ってる場合じゃないんだけど・・・
「瑠依に手を出したんだ万死に値するだろ。」
九条の影から木下さんが呆れながら出てくる。
木下さんが九条の発砲を咎めるが気にすることなく九条はこちらに歩いてくる。
「おい、手を出すなって言わなかったか?」
「あ、あ・・・」
犯人はただその場で言葉を失う。
「瑠依、無事か?」
こくこくと頷く。
九条は俺の口枷をはずし良かったと頭を撫でる。
「おい、お前俺になんの恨みがあるわけ?」
「っ、忘れたのか?お前のせいで、俺の人生狂ったんだ!」
そいつの話によると電車で痴漢した際近くに立っていた九条に止められ警察につき出されたことの逆恨み・・・
「お前そんな下らないことで瑠依にこんな目見させたのか?死ぬ覚悟は出来てるんだろうな?」
「ちょ、九条俺無事だから!本当にね!ね!」
止めないと本当に拳銃撃ちそうだったので止める。
木下さんはそんな俺たちを見て笑い転げる。
笑ってる場合じゃないんだけど・・・