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「るーちゃーん！！おはよー」

たま体を捻り向きを変える。そのまま少し目線を上にあげた。

「おっはっよー！！」

その声に答えるように手を降る。
瀬川は俺に合わせるように手を降る。

「ルーちゃんさ、後でうちに来てー！」
「わかった。」

瀬川は俺が了承すると、部屋に顔を戻した。
窓を全開にし、大声で話すその声ははっきりと聞こえる。

「かずー！あんね、あんね、後でるーちゃん来る！！・・・・・・・・・何で知ってるのーー？すごーい！和すきー」

恐らく駒場に俺が来ることは知っているとでも言われたのだろう。考えてみれば普通に聞こえているであろうその会話。それなのにわざとか本気か駒場に言い、尚且つ反応する瀬川は本当に何を考えてるいのかさっぱり理解が出来ない。