特別刑務所(仮)
第9章 買物。
店内は狩野の話に聞いたように様々な服が置かれていた。
しばらく店内を物色していると、九条に借りた服に似たようなジャケットが売られている。
「この服結構俺好きだし・・・んーでも同じようなってどうなんだろう。真似したみたいかな?」
ぶつぶつ言いながらも試着。
「もうサイズ小さいの・・・」
着てみたものの少しでかい。
表示ラベルを見るとLの文字。
同じデザインのものを探すがL~LLしか置いてない。
仕方なく違うものを探す。
「サイズが残念すぎる・・・」
またしばらくうろついていると声をかけられた。
「君?」
「・・・へっ?俺?」
辺りを見渡すと自分しかいない。
自分のことを指差し声をかけてきた相手に確認する。
「そうそう。君。えっと、新しく来たばかりの子だよね?確か九条さんの」
「あ、うん。入江瑠依です。」
「瑠依君か。何かお探しかな?」
「あーうん。寒くなったから服をね。これ九条に借りたんだけどこんな感じの欲しくて、でもサイズがさ・・・」
店員とおぼしきその人は成る程ねと数回頷き俺を見つめると人差し指をたて少し待っててねと言って店の奥に行く。
しばらく店内を物色していると、九条に借りた服に似たようなジャケットが売られている。
「この服結構俺好きだし・・・んーでも同じようなってどうなんだろう。真似したみたいかな?」
ぶつぶつ言いながらも試着。
「もうサイズ小さいの・・・」
着てみたものの少しでかい。
表示ラベルを見るとLの文字。
同じデザインのものを探すがL~LLしか置いてない。
仕方なく違うものを探す。
「サイズが残念すぎる・・・」
またしばらくうろついていると声をかけられた。
「君?」
「・・・へっ?俺?」
辺りを見渡すと自分しかいない。
自分のことを指差し声をかけてきた相手に確認する。
「そうそう。君。えっと、新しく来たばかりの子だよね?確か九条さんの」
「あ、うん。入江瑠依です。」
「瑠依君か。何かお探しかな?」
「あーうん。寒くなったから服をね。これ九条に借りたんだけどこんな感じの欲しくて、でもサイズがさ・・・」
店員とおぼしきその人は成る程ねと数回頷き俺を見つめると人差し指をたて少し待っててねと言って店の奥に行く。