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私の妄想小説

第14章 翌日

「実は海斗の寝顔を撮るために来たんだけど…」
「けどなに?」
「海斗があまりにも気持ちよさそうに寝てるもんだからさ。一緒に寝たかったんだよ。」

あまりのことに声が出ない。
なにこいつ。ただの変態じゃん。
まぁ、とりあえず写真を消してもらうかな。
「淳平。俺の寝顔写真今すぐに消してよ。」
「え?やだ」
はぁ!?ふざけんな!!
「頼むから消してよ」
「んー…じゃあ俺の言うこと聞いてよ。それなら消してあげる。」
「分かった。だから消してよ!」

「今分かったって言ったね。じゃあ消してあげる。」

ピロン

「よし。消したぞ。」
「ありがとう。それで俺なにすればいいんだよ。」
俺がそう訊くと淳平はニヤリと笑った。

「とりあえず朝ご飯食べような。」
淳平はそう言うと寝室から出て行った。

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