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私は官能小説作家の素材

第2章 まさか、まさかの!?

呟いていることに気付き、ちょっと照れる。というか、顔が真っ赤になりそうだ。


真菜は、片手で顔を隠しながら、もう片方の手を唇に触れさせる。

先生と触れた、唇が熱くなっていた。


「意識しちゃ…駄目……。仕事だよね…」

そう、心には言っても全然言うことを聞いてくれないのが本音。




…まさか、先生は私のこと……。


『いい素材だ』


ふと、思い出す先生の言葉。好きと言う感情では……ない。100%ありえない。

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