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私は官能小説作家の素材

第3章 再び

徒歩10分の距離だったが今日はいつも以上に寒い気がした。


インターホンを押し、先生の応答を待っていたのだが、遅い。
次第に体が段々だるくなっていた。

仕事溜まってたから、その疲れかな?って軽く考えていた。


「…ゴメン。遅く……」



ケイスケの声が聞こえてホッとしていた。だが私は、勝手に意識をぶっ飛ばしていた。





「…や…!か…や…神屋!!」

ピシッと額を叩かれパッと目が覚める。



「ケイスケ…!!げんこーぅう…」

目眩を生じ上手く考えられない。


「今は、いい。寝ていろ」

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