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私は官能小説作家の素材

第1章 訪問

「あの…綾原先生。私担当なので、これから宜しくお願いします」


とりあえず、ペコリと礼をする。

「…俺の読むか?」


突然先生が話始め、少し動揺してしまう。


「なんだ、返事も出来ない阿呆か」

「あっ、よ、読ませてくださいっ!!」

「…こい」


ガサガサッと物を掻き分けて、パソコンを取り出す。先生の隣にちょこんと座り込み画面を見る。


「!!?」

まず、驚いたのがパソコンのトップ画面。完全にヤってる画像で、しかも三次元というこの怖さ。


「なんだ、お前。実は、処女とか?」


だんだん顔が赤く腫れ上がる。

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