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私は官能小説作家の素材

第6章 束縛の証

「何かあったか?大丈夫か?
何かあれば電話してくれ。

ちなみに今日は電車じゃなく、俺の車で行くからな。
お前の家に行きたいのだが…教えてくれないか」



私は、ちょっと面倒だなと思ったので電話で話そうとした。


ひとコールで電話に出たので、胸が騒ぐ。


「どうした!!」

「…すみません。寝坊です…」

「阿呆!!今から行けるのか?」


やっぱり、阿呆と言われると思いましたよ…とほほ…。


「大丈夫です。家の住所ですが…」


私は自分の家の住所をずらずら言って、道案内することにした。







「着いたぞ」

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