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幼なじみから始まった

第4章 久しぶりの突然の再会

高校を卒業しても実果の事を探していたけど、なかなか見つからなかった。

久しぶりに3人で会う事になった俺達は、つい最近出来た話題のスポットに行く事にした。
雑貨や服を見て回る。
ちょっと休憩がてらに入ったカフェは、結構いいところで思わず長居をしてしまった。
そろそろ帰ろうかと思って、立ち上がろうとした時だった。懐かしい声が聞こえた。
振り向くとカフェの制服を着た実果が、レジで客と言葉を交わしていた。
その客は常連らしかった。
なんとなく見ていると隣のテーブルの人に
客A「望月さん目当てですか?」
亮「えっ?」
客A「望月さん目当ての客が、ほとんどだから・・・違うんですか?」
亮「今日、初めて来たんですよ。」
客A「あ~すいません。」
客B「あっでも通いたくなったんじゃないですか?

匡「そうですねぇ(笑)」
客A「あっ‼」
客B「そろそろ望月さん帰るんじゃない?」
客A「あっ僕達も失礼します。また、会えるといいですね(笑)」
そそくさとレジに行ってしまった。
入れ替わりに入って来た俺達と同じくらいの男と親しげに会話を交わしてる。

10分後

着替えを済ました実果が、その男と店から出て行った。
俺達はすぐに会計を済ませ店を出ると、フルフェイスのヘルメットをかぶった実果をバイクにまたがっていた男が抱き上げ、後ろに座らせた。
腰に手を回させた男のバイクが俺達の前を通り過ぎて行った。

俺はカフェに戻り店長らしき人に事情を話して、実果の事を聞いた。


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