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幼なじみから始まった

第1章 新たな想い

笑い過ぎた。
実果は拗ねてるけど・・・(笑)
実果「みんなひどい‼そこまで笑わなくてもいいじゃない‼もう絶対ボウリング行かない‼」
亮「そんな事言うなよ(笑)」
実果「亮くん顔笑ってるよ!」
匡「実果の好きなアイスクリームでも食べに行こ!」
実果「アイスクリームはやめとく。」
匡「なんで?」
実果「太っちゃうから(笑)」
春「一個くらいいいだろう?」
実果「ダメだよぉ(笑)だって、その一個が後悔しちゃうもん。」
春「実果さぁ結構ダイエットしたりしてる?」
実果「うん。」
亮「無理してるんじゃ・・・。」
実果「そんな事ないよ(笑)」
だからかなぁ実果が違って見えた。
春「うげっ!!母さん達、今日飲み会で遅くなるってLINEが・・・。」
匡「今日、俺ん家は誰もいない‼」
春「うちもだ‼」
亮「俺ん家も・・・飯どうしよう?」
実果「私ん家で食べたら?」
春・匡・亮「「「いいの?」」」
実果「だって、うちのお母さんも一緒に行ってるから私一人でご飯は淋しいし(笑)」
実果ん家は母子家庭だ。実果が小学生の時に親父さんが事故で亡くなってから、おふくろさんが昼夜問わず働いてる。でも今は安定したところで働いてるみたいだけど・・・。
とりあえず母親に実果ん家でご馳走になるとLINEすると着替えも持って泊まって来たらって・・・高校生になった息子に、いくら幼なじみだからといって女の子の家に泊まって来たらって!しかも春も匡も、そう言われたって!
なに考えてるんだ‼
まぁ学校であんな事があったから実果を一人にはできないし・・・で結局、泊まる事になった。


カレーライスとサラダだった。
うまくてついつい、おかわりをしてしまった‼

風呂に先に入らせてもらった俺達は
亮「おかん達も大胆な事言うよなぁ!」
匡「俺さぁマジかぁって(笑)」
春「実果ん家に来たの久しぶりだよなぁ(笑)」
匡「なぁ実果さぁ変わったと思わねぇ?」
亮「俺も思ってた!」
ふいに
実果「なにが変わったの?」
俺達はびっくりし過ぎて焦った‼
匡「なんでもないよ。」
って後ろを振り向くと、いつもの実果だった。
実果「あっ私の悪口でしょ?」
匡「違うよ。」
春「実果が可愛くなったって話だよ(笑)」
実果「やだ・・・。」
実果の顔は、みるみる赤く染まっていった。



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