
幼なじみから始まった
第2章 守りたい
実果:母「3人の将来に傷を付けたくないからって・・・でも、こんな事になってしまって・・・。」
実果は小刻みに震えて泣いている。
実果:母「二年生の夏休みに入ったくらいに、誰かに見られてる感じがするって言われて・・・最初は私も気のせいじゃないのって言ってたんだけど、ポストに小さな箱に入った瓶と封筒が入ってたの。瓶には白い液体が入ってて・・・。」
おばさんの表情を見て言わなくても、それがなにかわかってしまった。
実果:母「封筒が入ってたから開けてみると、瓶の中身の事と実果を隠し撮りした写真がたくさん出てきて、実果をどうしたら守れるかって・・・悩んでも答えは出なくて・・・相談したの。でも実果は3人を巻き込みたくないって。」
匡:母「でも実果ちゃんを守るなら匡達にも伝えないといけないのよって言ったんだけど・・・。」
匡「だから俺達を遠ざけようと?」
実果「わ、私が、だ・・・だめなせいで・・・。」
亮「実果は、だめなところなんてない‼男の勝手な想いのせいで、実果を恐怖にさせて・・・そんな事があったなんて知らなくて、俺達は実果に嫌われてるって思ってた。当たり前のように4人で過ごしてたのに、実果に避けられて・・・それが実は、そういう事だったなんて・・・。」
春「実果ごめん!気付かなくてごめん!」
匡「実果の事は、俺達が守るから!」
俺達は、実果の事をわかってるようで、わかっていなかった。
けど、実果を守ってるって思い上がってた俺達は、実は実果に守られてたんだと気付いた。
本当に守りたいと心の中で誓った俺達の気持ちは実果に届いているかな?
実果は小刻みに震えて泣いている。
実果:母「二年生の夏休みに入ったくらいに、誰かに見られてる感じがするって言われて・・・最初は私も気のせいじゃないのって言ってたんだけど、ポストに小さな箱に入った瓶と封筒が入ってたの。瓶には白い液体が入ってて・・・。」
おばさんの表情を見て言わなくても、それがなにかわかってしまった。
実果:母「封筒が入ってたから開けてみると、瓶の中身の事と実果を隠し撮りした写真がたくさん出てきて、実果をどうしたら守れるかって・・・悩んでも答えは出なくて・・・相談したの。でも実果は3人を巻き込みたくないって。」
匡:母「でも実果ちゃんを守るなら匡達にも伝えないといけないのよって言ったんだけど・・・。」
匡「だから俺達を遠ざけようと?」
実果「わ、私が、だ・・・だめなせいで・・・。」
亮「実果は、だめなところなんてない‼男の勝手な想いのせいで、実果を恐怖にさせて・・・そんな事があったなんて知らなくて、俺達は実果に嫌われてるって思ってた。当たり前のように4人で過ごしてたのに、実果に避けられて・・・それが実は、そういう事だったなんて・・・。」
春「実果ごめん!気付かなくてごめん!」
匡「実果の事は、俺達が守るから!」
俺達は、実果の事をわかってるようで、わかっていなかった。
けど、実果を守ってるって思い上がってた俺達は、実は実果に守られてたんだと気付いた。
本当に守りたいと心の中で誓った俺達の気持ちは実果に届いているかな?
