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蜜の誘い

第9章 若菜と美月

「はあぁ~なんか落ち着く・・」

美月のベッドに倒れるように寝転んだ。

「若菜ちゃんも変わらないね?・・来たら先ずベッドに飛び込むところとか・・」

「まあね♪美月の部屋に来たら先ずここでしょう・・フフっ・・」

「お風呂沸かしてくるから待ってて・・」

美月が部屋を出て行き、ベッドにひとり残された。

(美月だって変わらないよ・・)

私の事を一番知ってくれている親友・・
大好きな美月・・

「んっ?・・」

枕に乗せていた後頭部に違和感を感じた。

枕の下に何かある・・そっと枕を持ち上げた・・

えっ?・・

驚いて頭が真っ白な状態になっていた。

目に飛び込んできたのは黒色の棒・・
いや棒ではない・・
両側に男性のオチ○チンがついている棒状の物体・・

これ何?・・

「キャッ・・」

部屋に戻ってきた美月が慌てて私から枕を取り上げ、それを隠すように枕をかぶせた。

「・・・」

ふたりの間を包む沈黙の時間・・

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