蜜の誘い
第13章 美紅と絵里
松野美紅は29歳の主婦。
夫と来月1歳になる息子の3人家族だ。
出産を期にパートで働いていたイタリアンレストランを辞め、専業主婦に収まった。
出産後は育児に追われる生活が続いた。
出産から半年。
やっと育児にも慣れ、幸せを実感する余裕も出てきたが、夫との夫婦生活がずっと無い事に気付いた。
育児で疲れている私を気遣ってくれているのかとも思っていたが、待てど暮らせど夫は私の身体を求めて来なかった。
女盛りである。
身体が自然と求め始める。
「ねぇ・・」
何度か、甘えた声で夫を求めてみた。
「悪い・・明日朝から会議だから寝かせて・・今度ね?今度・・」
いつもはぐらかされた。
気がつけば、出産して10ヶ月・・
その間、夫とのセックスは1度しかなかった。
それも自分だけさっさと終わらせるひどいものだった。
出産後、夫が妻を女として見れなくなるケースがあるらしい。
まさに我が家はそのパターン。
女盛りの身体は、日に日に欲求不満を募らせていくばかりだった。
出産して11ヶ月が経った頃。
以前働いていたイタリアンレストランのパート仲間で久しぶりに食事会でもしようと誘いの連絡があった。
夫と来月1歳になる息子の3人家族だ。
出産を期にパートで働いていたイタリアンレストランを辞め、専業主婦に収まった。
出産後は育児に追われる生活が続いた。
出産から半年。
やっと育児にも慣れ、幸せを実感する余裕も出てきたが、夫との夫婦生活がずっと無い事に気付いた。
育児で疲れている私を気遣ってくれているのかとも思っていたが、待てど暮らせど夫は私の身体を求めて来なかった。
女盛りである。
身体が自然と求め始める。
「ねぇ・・」
何度か、甘えた声で夫を求めてみた。
「悪い・・明日朝から会議だから寝かせて・・今度ね?今度・・」
いつもはぐらかされた。
気がつけば、出産して10ヶ月・・
その間、夫とのセックスは1度しかなかった。
それも自分だけさっさと終わらせるひどいものだった。
出産後、夫が妻を女として見れなくなるケースがあるらしい。
まさに我が家はそのパターン。
女盛りの身体は、日に日に欲求不満を募らせていくばかりだった。
出産して11ヶ月が経った頃。
以前働いていたイタリアンレストランのパート仲間で久しぶりに食事会でもしようと誘いの連絡があった。