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蜜の誘い

第1章 郷美と里緒菜

私は、川崎郷美。
24歳の普通のOLだった。
里緒菜さんと出会うまでは・・・

先週の月曜日の午後。

イベント企画会社に勤める私は、土日に開催したイベント報告の為、課長と担当の主任と一緒にスポンサー先に出向いた。

私にとって今回のイベントは、企画から携わった初めての大きなイベントだった。

緊張していたが、今回のイベントは大盛況だった為、スポンサーは大層喜ばれ、再来月のイベントまで任せて頂ける事になりました。

報告も終り、用意していた懇親会の料亭へと移動する事になったのですが、再来月のイベント担当者も同席されるとの事で、私は再び緊張していました。

ほどなくして会議室に入ってきたのは、私とそれほど歳も代わらない女性でした。

「失礼します。三田と申します・・」

これが、私と里緒菜さんの出合いでした。

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