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ドロップ・オブ・ロゼ 〜薔薇の涙〜

第10章 分かれ道



圭太side


聞き逃すはずもない。千陽さんの口から漏れた甘くてイヤらしい声。



ここだとばかりに一気に突き上げた。



何度も何度も突き上げると己の腹に付くほどに反り返ったモノから白濁を撒き散らしながら甘ったるい嬌声をあげた。



千「いやっ……あっ……そんなとこばっか…あっ…」


「だって、ここがいんじゃないの?」



ほら、と意地悪く笑いながら休みなく千陽さんのナカを突き上げた。



千「ぅんっ…ぁああっ…あっ……あっ…」



ガクリ、と、細い体が俺の上に崩折れる。



もう許して、と、薄い唇が動く。



「ダメ。俺で散々遊んだお仕置き。」



俺は体を起こし、朦朧とする意識の中でぐらぐらと揺れる細い体を抱きしめた。



「今度は俺が貴方を弄んであげる。」



イタズラっぽく笑うと、彼は唇を噛みしめ、泣きそうな目で見上げた。



千「やだ…そんな弄ぶなんて…許して。」



潤んだ目で俺の首にしがみつきながら囁く。



千「優しくして?」


「んー。どうしよっかなあ…?」



なんて言いながら、千陽さんのナカを抉るように大きく腰を回した。



千「やっ…あっ……んっ」



唇は拒絶の言葉を吐いているのに、



千陽さんのナカは、その快感を逃すまいと、俺のモノを食い絞めた。


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