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圭太side


千「ぅっん…あっ…ぁ…」



俺は目の前で繰り広げられる美しい人の痴態に激しく欲情していた。



男なのに、女のように喘ぐ声、



自分の屹立を撫で上げる綺麗な指先。



そして、自分を慰める行為の最中に俺に投げかけてくる熱っぽい目線。



彼自身の先端から止めどなく溢れ出る透明な粘液で濡れ光る蕾。



ベッドヘッドに凭れるようにしていた俺に、まるで見せつけるかのような痴態に、何度、彼を組み敷き、突き上げたい衝動に駆られたことか。



「ぁ…っあ…ん…ぁあっ…イク…っ」



やがて、体が痙攣するように波打って、



彼の先から吐き出された熱が俺の腹を汚した。



千「汚れちゃった…ごめんね？」



そう言いながら、俺の体をまさぐるように綺麗な両手で熱を拭う。



千「ここも…汚れちゃったね？」



欲情していたことがバレないように慌てて顔を逸らし固く目を閉じた。



千「もっと素直にしてたらすぐに楽になれたのに…」



カチャカチャとベルトを緩める音がして、彼は俺自身の吐き出した精液で汚れた俺のモノを下着越しに指先でつ、となぞった。