
ドロップ・オブ・ロゼ 〜薔薇の涙〜
第20章 美少女の秘密
「ゃ……んんっ!!」
有無を言わさず押し付けられた唇に言葉を封じられる。
「ま……待っ…て!あっ…!」
たくしあげたシャツから忍び込んできた手で胸の上の小さな塊を捏ね回される。
「…や…っ!!離して!」
聞こえていない体で僕に馬乗りになった圭太が、暴れる僕のジーンズのボタンを外し、下着ごと乱暴に引きずり下ろした。
「いやだ、ってば!!」
圭太は胸の前で押し戻そうとする僕の両腕を掴み、頭上に纏めあげる。
圭「俺を拒まないで…。」
「え……」
驚きで見返す僕に、圭太は小さな声で繰り返した。
圭「抗わないで。頼むから…」
「や……!」
でも、その言葉の真意を汲み取る気持ちの余裕もなく、僕は膝で圭太の腹を蹴り飛ばした。
圭太は低く呻き、顔を逸らしただけで何のダメージも受けておらず、僕の両腕を掴んだままさらには片足を肩に担ぎ上げた。
無防備に曝け出された僕の後孔を前に、圭太の喉がごくりと鳴る。
「お願い……許して…」
青ざめ震える僕の入り口に、大きく反り返った圭太のモノが宛がわれた。
