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ドロップ・オブ・ロゼ 〜薔薇の涙〜

第20章 美少女の秘密



抱かれるのではなく犯されるのだ、と思うと言い知れぬ恐怖が僕を襲う。



圭「だから大人しくして、って言ったのに…」


「圭太お願いやめ……ぁっあああっ!」



ビリビリと、体が大きな音を立てて引き裂かれるような耐え難い痛みが駆け抜けた。



圭「ほんとはこんなんじゃなくて、もっと……」



圭太は、痛みでのたうち回る僕の腰を抱え直し、さらに自分のモノを僕のナカにズブズブと押し込んできた。



「けいた……」



痛い……痛いよ……。



やがて、僕のナカに全てを埋め込んだ圭太が安堵の息を吐く。



そして、抗う気力も失せ、ぐったり横たわるだけの僕の耳元で囁く。



「動くよ?」と。



いつもだったら、繋がった瞬間から満ち足りた気持ちになるのに、



今の僕には恐怖と苦痛でしかなかった。



「ふっ……ぅっ…んっ…」



いつものように、両腕を交差させ顔を隠す。



さらには、歯を食い縛って、声さえも漏らさぬように。



早く終わって?と、



この、拷問にも似た行為が終息するよう心で念じながら………。



でも、この時ほど心と体が別物であることを恨めしく思ったことはない。



内壁を執拗に擦られてかつ激しく奥を穿たれて僕は、



「っん…あああああーっ!」















呆気なく達してしまった。



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