ドロップ・オブ・ロゼ 〜薔薇の涙〜
第24章 殉愛
「フフッ。小さな子どもみたい。」
もっと、ロマンチックなことを言うのか、と思ったら…
圭「あっ!!今、笑ったろ!」
「だって…小さい子どもが大事なオモチャを取られたくない、って言ってるみたいで…」
圭「わっ…悪いかよ?」
顔を真っ赤にし、唇を尖らせる圭太の頬を両手で挟み、今度は僕の方からキスをする。
「悪くない。可愛いよ?スゴく。」
圭「チェッ。やっぱりバカにしてる。」
「してない、ってば。」
クスクス笑う僕の肩を掴み、ベッドへと沈めた。
圭「俺……マジだから。」
「圭太…」
真っ赤な顔のまま見下ろす圭太に両腕を巻き付けしがみつく。
「僕も…マジだから。」
ほら、と、固く勃ち上がり始めた自身を圭太に擦り付けた。
圭「俺の方がマジだって!?」
「あ……」
僕の両足の間に体を移動させた圭太が、僕のモノを口に含んだ。
「ぁ……ぁ…ゃ…ダメ……」
ボクのモノにくまなく舌を這わせたあと根元までを咥え込み、体液を絞り出すように口で扱き始めた。
「やっ…ダ…ダメ…出る…出ちゃう…から…っ!」
僕のモノに吸い付き離れようとしない彼を押し戻そうとするも、力が入らない。
「ぁ……んぁ……」
それどころか、彼の動きに合わせて腰を振っていた。