無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

圭太を押し戻そうにも、腕に力が入らない。



逆に力がどんどん抜けて行く。



「ねぇ、もう…ホント、イヤだってば…」



イヤなワケない。



快感に身悶えすることを隠そうとするけど、声は震え、体もゾクゾクしてきた。



圭「綺麗にしてあげるから？」


「だから、そういうことじゃなくて…っ。」


圭「……そういうことでしょ？」



胸の粒を指先で弾きながら艶っぽく笑った。



圭「その顔だって…煽ってる、って分かんないの？」



尚も違う、と意思表示しようとする僕の唇を圭太の唇が塞ぐ。



圭「そんなヤらしい目で俺を見て……」


「ヤ、ヤらしい、って……」



グイグイと圭太のパンパンに張り詰めた下半身を押し付けられた体はさらに上り詰めていって、



自分から強請るように圭太の体に足を絡ませていく。



圭「ふ…やっぱ、嫌なんかじゃないじゃん？」



不敵に笑う顔を見てただ答えに窮してしまう。



途端、不敵な笑顔に不安な影が過る。



顔が近づいてきて、ごめん、と、呟き静かに唇を重ねた。



圭「そんな不安そうな顔しないでよ？」


「……。」



不安そう……。



僕…そんな顔してたんだ？