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｢ごめーん！待った？。｣



園村は集合時間よりちょっと遅めに来た。


格好から見て準備に時間がかかったのだろう。
女子ならよくあることだ。



｢ううん、オレもさっき来たばかりだし。｣


｢そうなんだ！良かった～篠亜くんなら15分前とかに来そうだから、だいぶ待たせたら申し訳ないなって心配だったんだよ～。｣



よくわかってるな～実は15分前位に来たんだよな～。

まぁそんなこと言ったら園村に悪いから言わないでおこう。



｢そんなに気にすんなって。じゃあ入るか。｣


｢うん！。｣




オレ達は水族館に入った。
さすが日曜日なだけあって家族やカップルで混んでいた。


千紗と２人で恋人として行きたいな…。




｢ちょっと篠亜くん！聞いてる！？。｣


｢え？あ、ごめん！聞いてなかった！。｣




園村は頬を少し膨らませていた。

ヤバい怒らせた…。
千紗のことばかり考えてたなんて言えない…。