
兄と妹
第5章 溢れる想い
「千紗…ごめんね…もっと優しくするつもりだったのについ…ほんとごめん。」
千架は頭を下げて謝ってくれた。
こう来ると逆に申し訳ない気持ちで一杯になる。
「そんな!謝らないで!…気絶したのも千架とのエッチが気持ち良かったからだし…。」
千架は顔を赤くして、私に抱き締めてキスをした。
やっぱり千架とのキス気持ちい…。
「あのさ千紗…改めて聞くけどさ…その…お付き合いをするってことでいいですか…?。」
キスを終えてから、千架は恥ずかしそうに聞いてきた。
うん、やっぱり千架は可愛い。
何その聞き方女子みたいでヤバい可愛い。
「もちろんだよ!こんな私だけどよろしくお願いします。なんちゃって。」
「あー千紗可愛い。その笑顔反則。食べたくなる。」
「ふぇっ!?たっ食べたくなる!?へ!?。」
「冗談だよ。真に受けるとこも可愛い。」
千架はそう言ってまた抱き締めながらキスをした。
あーこれからも千架とこんな関係でいられると思うと幸せだな…。
てか私千架呼び定着しちゃってるな…(笑)
私は幸せすぎるあまり、しばらく酔いしれていた。
