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女子系男子

第3章 だから呪わないで

俺のアパートから30分位の場所にある
マンションに弟と二人。。


「どうして?誘ってくれたんですか?
私は、会社で目立たない地味な人なのに。」


小百合が、自転車を押しながら
純に聞いた。



「ん?あー。俺、派手な奴苦手だから。」



下を向いた小百合は


「そうですか。」そう言って


黙っていた。



「あのさ、俺の事嫌いなら、スッパリ嫌がって
くれて平気だからさ。」



いや、、、平気ぢゃない。。
かなり凹む。




「嫌がって無いです。親切な男性だと思ってます。
ありがとうございます。」


小百合が自転車を駐輪場にとめた。

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